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2015年12月情報一覧です。

2015/12/25

冬季休暇期間中の業務休業のお知らせ

平素は格別のご愛顧をたまわり、厚くお礼申し上げます。

誠に勝手ながら、12月29日(火)から1月5日(火)までの期間中、
冬季休暇期間として業務をお休みさせて頂きます。
※弊社は、土日と祝日は休業日となっていますが、
  それに合わせ、上記期間が業務休業期間となります。

休業期間中に頂いたオンラインブックショップでのご注文やお問い合わせの
返答につきましては、1月6日(水)より、順次対応させていただきます。

冬季休暇期間中、お客様には大変ご迷惑をおかけしますが、
何卒ご容赦の程お願い申し上げます。

2015/12/25

『童貞王』が図書新聞1/1付で紹介されました。

図書新聞1/1付で『童貞王』が紹介されました。

評者は神戸大学非常勤講師の足立和彦氏。
「過去にとっくに翻訳されていてもおかしくはなく、(中略)幻の作品が、ここに本邦初訳となった。」
「人工楽園に閉じこもって芸術に耽溺する孤独な王。そうした人物像をもとに作家の自由な想像
 力で織り上げられた物語」
「この主人公の内には、芸術に生き芸術に死ぬという、芸術家の遥かな夢と理想が託されている
 のだろう。」


9784336059451.jpg『童貞王』
カチュール・マンデス/中島廣子・辻昌子 訳
定価 3,024円(本体価格2,800円)
バイエルンの「狂王」として名高いルートヴィヒ2世と、音楽界の巨匠リヒャルト・
ワーグナー、実在のこの二人をモデルにした長編小説、本邦初訳。俗世間から
隔絶した人工楽園に住む美貌の王フリードリヒ2世と、魔的な天才作曲家ハン
ス・ハンマー――19世紀末を舞台にした、〈耽美主義者と魔術師〉の聖なる物語。 

2015/12/25

『動きの悪魔』『サマーブロンド』がBRUTUS1/1・15合併号で紹介されました。

『動きの悪魔』の紹介者は大垣書店烏丸三条店金田匡平氏。
「グラビンスキさんの鉄道への想いは旅情や郷愁をはるかに超えて、実現されざる過去・ 未来や
 死後の世界にまで飛翔する。」
「不気味な金属塊としての機関車の存在感や、孤立した廃線のわびしさなど、鉄道の魅力も満載。」

9784336059291.jpg『動きの悪魔』

ステファン・グラビンスキ/芝田文乃 訳
定価 2,592円(本体価格2,400円)
「ポーランドのポー」「ポーランドのラヴクラフト」の異名をとる、ポーランド随一の
恐怖小説作家が描く、幻視と奇想に満ちた鉄道怪談集。鋼鉄の蒸気機関車が
有機的生命を得て疾駆する、本邦初訳14の短篇小説。



『サマーブロンド』の紹介者は美術・映画評論家の滝本誠氏。
「孤独とやわらかい狂気が充満」
「実に丁寧という印象、そして話の運びが巧い。」
「漫画のコーナーに置かれていてもいいし、文学書の棚に置かれてもいいし、もしや映画のコーナー
  にも合うのではないか、そんな評価がふさわしい」


9784336059536.jpg『サマーブロンド』
エイドリアン・トミネ/長澤あかね 訳
定価 2,052円(本体価格1,900円)
R・カーヴァーのペシミズム、M・ジュライの孤独感を併せ持つアメリカン・グラ
フィック・ノヴェルの旗手による傑作短篇集がついに登場!〈自分の中で何か
が決定的に変わる瞬間〉が訪れるのを待つ人々を描く4つの青春小説。


2015/12/25

『マルセル・シュオッブ全集』が文藝春秋2016年新年特別号で紹介されました。

文藝春秋2016年新年特別号で『マルセル・シュオッブ全集』が紹介されました。

評者はフランス文学者で明治大学教授の鹿島茂氏。
「シュオッブに対する愛着は人一倍強く、全集刊行は欣快に堪えない」
「シュオッブのようなマイナー作家の全集が出るということは日本の文化水準の高さの紛れもない証拠」

文藝春秋WEB
http://gekkan.bunshun.jp/articles/-/1759



9784336059093.jpg『マルセル・シュオッブ全集』

マルセル・シュオッブ
大濱甫・多田智満子・宮下志朗・千葉文夫・大野多加志・尾方邦雄 訳
定価 16,200円(本体価格15,000円)
「19世紀末のボルヘス」として大きな注目を浴びる、夭折の天才作家の初の全集。
『架空の伝記』『モネルの書』『少年十字軍』『黄金仮面の王』『二重の心』を始め、
評論や単行本未収録短編まで収録。推薦=皆川博子、山尾悠子


2015/12/22

『ウィスキー&ジョーキンズ ダンセイニの幻想法螺話』刊行記念 ツイッタープレゼントキャンペーン ※終了いたしました

『ウィスキー&ジョーキンズ ダンセイニの幻想法螺話』の刊行を記念して、

訳者中野善夫氏による特製豆本を10名の方にプレゼントいたします。
coco氏による書下ろしイラストも収録予定です。

 [応募方法]
国書刊行会ツイッター公式アカウント(@KokushoKankokai)をフォローした上で、#Jorkensをつけて、
収録作の中から気に入った作品を一つ挙げてください。
なお、応募tweetはお1人様1回、当選の連絡後48時間以内にご連絡がない場合は
当選が無効となりますのでご了承ください。

[キャンペーン応募締め切り]
2016年1月24日(日)
当選者には追って当選のご連絡とプレゼント発送に関するご案内をいたします。


※キャンペーンは終了いたしました。
  たくさんのご応募ありがとうございました。



9784336059598.jpg『ウィスキー&ジョーキンズ ダンセイニの幻想法螺話』
ロード・ダンセイニ/中野善夫 訳
定価 2,592円(本体価格2,400円)
ダンセイニの人気シリーズ、待望の邦訳。初老の紳士ジョーキンズがウィスキーを
片手に、実話と称して語り出す若かりし日の思い出。香り豊かで軽やかなテイスト、
心地よい後味にほろ酔い気分。どこから読んでも楽しい短篇23作品。

2015/12/21

『マルセル・シュオッブ全集』『21世紀のD・H・ロレンス』が読書人12/18付で紹介されました。

読書人12/18付で『マルセル・シュオッブ全集』『21世紀のD・H・ロレンス』が紹介されました。


『マルセル・シュオッブ全集』の評者は東京大学教授でフランス文学専攻の塚本昌則氏。
「巨大な何かが起こりつつあるのに、どのような出来事なのかが理解できない――
 そんな事態に言葉を与える作家」
 
9784336059093.jpg『マルセル・シュオッブ全集』
マルセル・シュオッブ
大濱甫・多田智満子・宮下志朗・千葉文夫・大野多加志・尾方邦雄 訳
定価 16,200円(本体価格15,000円)
「19世紀末のボルヘス」として大きな注目を浴びる、夭折の天才作家の初の
全集。『架空の伝記』『モネルの書』『少年十字軍』『黄金仮面の王』『二重の
心』を始め、評論や単行本未収録短編まで収録。推薦=皆川博子、山尾悠子


『21世紀のD・H・ロレンス』の評者は東京学芸大学教授で英米文学専攻の大田信良氏。
「各論考を通底する主題も「グローバル化」と「近代」あるいはモダニティ」

9784336059581.jpg『21世紀のD・H・ロレンス』
日本ロレンス協会 編
定価 4,860円(本体価格4,500円)
いまだ新たに読み替えられ続けるロレンス文学世界について最先端の読解を、
国内の専門家15名の論考によって明らかにする画期的論文集。

2015/12/18

『ラーメンの語られざる歴史』がサライ1月号で紹介されました。

サライ1月号で『ラーメンの語られざる歴史』が紹介されました。

「アメリカ人歴史学者ならではの手腕が生きる、ラーメン裏面史」
「著者によると、日本人は《食糧援助を提供したアメリカの寛大さと慈悲深さを教え込まれた》」
「占領軍の機密文書などを駆使した分析が、いままでにないラーメンを描き出している。」


9784336059406.jpg『ラーメンの語られざる歴史』
ジョージ・ソルト/野下祥子 訳
定価 2,376円(本体価格2,200円)
アメリカ人歴史学者が明らかにするラーメンの歴史。機密扱いだった占領軍の
文書や多くの資料を駆使して、ラーメンが労働者の食べ物から世界の「Ramen」
へ飛躍した経緯と、国際政策が「食」に及ぼす影響を検証する。


2015/12/18

野坂昭如リターンズ①『真夜中のマリア・てろてろ』改装のお知らせ

野坂昭如リターンズ①『真夜中のマリア・てろてろ』改装のお知らせ

現在、野坂昭如リターンズ①『真夜中のマリア・てろてろ』は
外函改装のため、一時出荷を停止いたしております。
1月中旬より出荷可能となりますので、
ご不便をお掛けいたしますが、何卒ご理解の程お願いいたします。




9784336044518.jpg『真夜中のマリア・てろてろ』
 〈野坂昭如リターンズ 1〉
野坂昭如
定価 3,240円(本体価格3,000円)
スカトロジスト・ビン、オナニスト新吉、酒乱の禅介。殺人こそが他者
との対話の究極の形と信ずる心優しきテロリストたちの荒唐無稽な
行動を描いた傑作テロ小説「てろてろ」と「真夜中のマリア」を収録。

2015/12/18

『角言録』発売中止のお知らせ

『角言録』発売中止のお知らせ

12月上旬発売予定の弊社書籍『角言録』につきまして、
「公益財団法人田中角栄記念館」との著作権についての認識の相違により、
やむを得ず、当書籍の発売を中止することに決定いたしました。
ご予約をいただいておりましたお客様、書店様にはご迷惑をおかけいたしますこと、
心よりお詫び申し上げます。


2015/12/15

『なぜ国々は戦争をするのか』が毎日新聞12/13付で紹介されました。

毎日新聞12/13付で『なぜ国々は戦争をするのか』が紹介されました。

紹介者は元防衛大学校長で、歴史家の五百旗頭真氏。
「2015 この3冊」の1冊に上げられています。
「第一次世界大戦から今日まで、なぜ国々は戦争を始めたのか。世界の安全保障に遅ればせながら参加を
 志向する日本人はもとより、あくまで参加すべきではないと考える日本人も、じっくり味わいたい作品である。」


9784336059277.jpg9784336059284.jpg『なぜ国々は戦争をするのか』上・下
ジョン・G・ストウシンガー/等松春夫 監訳/比較戦争史研究会 訳
定価 2,700円(本体価格2,500円)
二度にわたる世界大戦から9.11を経て今世紀のイラク、
アフガニスタンにおける戦争まで、指導者たちが戦争へ
と踏み出す「真実の瞬間」を、政治学のみならず、多角
的な方法論を縦横に駆使して探った戦争論の決定版。

2015/12/14

『北京をつくりなおす』が朝日新聞12/13付で紹介されました。

朝日新聞12/13付で『北京をつくりなおす』が紹介されました。

評者は建築批評家で東北大学教授の五十嵐太郎氏。
「本書は「政治空間としての天安門広場」を多面的に論じた大著だ。興味深いのは、著者の専門が
  中国美術史であることから、図版や写真が多く、政治史と絡めながら、建築、都市計画、アート、
  イベントなど、視覚的な側面から分析したことだ。」
「天安門広場をめぐって、視覚イメージの闘争が繰り広げられてきた。それらは単に新しい現象であっ
  ただけではなく、過去の中国で類似する事例が存在したことも指摘されている。」

朝日新聞DIGITAL
http://www.asahi.com/articles/DA3S12115506.html


9784336059499.jpg『北京をつくりなおす 政治空間としての天安門広場』
ウー・ホン/中野美代子 監修/大谷通順 訳
定価 5,832円(本体価格5,400円)
1989年の事件以来、中国の最も有名な場所となった天安門広場―――
天安門の持つ重大な象徴性とその変遷を、歴史・美術・建築・社会学・
人類学等あらゆる方面から解析しつくした学際的名著。図版約200点。

2015/12/14

『教皇ヒュアキントス』が図書新聞12/12付で紹介されました。

図書新聞12/12付で『教皇ヒュアキントス』が紹介されました。

評者は詩人の寺田操氏。
「神話、伝説、美術品などからインスパイアーされた十四篇の幻想小説は、ラファエル前派の絵画
 を見ているような審美的マジックがあった。」
「創作の源泉となったのは、十八世紀イタリア文化やルネッサンス期の芸術文化への言及だろう。
 広範な読者にヴァーノン・リーが読まれることを望みたい。」



9784336058669.jpg『教皇ヒュアキントス ヴァーノン・リー幻想小説集』
ヴァーノン・リー/中野善夫 訳
定価 4,968円(本体価格4,600円)
伝説的な幻の女性作家ヴァーノン・リー、本邦初の決定版作品集。女神、聖人、
ギリシャ、ラテン、亡霊、宿命の女、カストラート......彼方へと誘う魅惑の14篇。
いにしえへのノスタルジアを醸す甘美なる蠱惑的幻想小説集。  


2015/12/14

『動きの悪魔』が読書人12/11付で紹介されました。

読書人12/11付で『動きの悪魔』が紹介されました。

評者は翻訳家の風間賢二氏。
「怪奇幻想譚としてよりむしろ機械のスピードとダイナミズムを列車に託して語った未来は
  文学として堪能できる。」



9784336059291.jpg『動きの悪魔』
ステファン・グラビンスキ/芝田文乃 訳
定価 2,592円(本体価格2,400円)
「ポーランドのポー」「ポーランドのラヴクラフト」の異名をとる、ポーランド

随一の恐怖小説作家が描く、幻視と奇想に満ちた鉄道怪談集。鋼鉄の

蒸気機関車が有機的生命を得て疾駆する、本邦初訳14の短篇小説。


2015/12/11

『聖ペテロの雪』が西日本新聞12/6付で紹介されました。

西日本新聞12/6付で『聖ペテロの雪』が紹介されました。

評者は詩人の河野聡子氏。
「冒頭から読者を謎に引き込む幻想的なミステリとも呼べそうな本作」
「夢とうつつが交錯する主人公の心理世界を描いてい供養すは、P・K・ディックをはじめとしたのちのSF
 を連想させるところがあり、人の心や意識、記憶とは何か、というテーマが遠景にあるように思われる。」
「静謐なドイツの小村を背景に、印象的な場面が鮮やかな転換とともにつづられる様子には映画を見る
 ような鮮烈で動的なイメージがある。」


9784336059529.jpg『聖ペテロの雪』

レオ・ペルッツ/垂野創一郎 訳
定価 2,592円(本体価格2,400円)
ある小村に村医者として赴任したアムベルクは、亡父の旧友フォン・マルヒン
男爵とその養子の不思議な少年と出会う。男爵の謎の計画に巻き込まれて
いくアムベルク。夢と現実、科学と奇蹟の交錯が物語の迷宮を織りなす傑作。

2015/12/09

『記憶が消えるとき』が信濃毎日新聞12/6付で紹介されました。

信濃毎日新聞12/6付で『記憶が消えるとき』が紹介されました。

「読み進むうちに、科学的な議論緒複雑さが明らかになる。原因について遺伝学の分野でいくつか
 の発見はあるが、メカニズムは解明されておらず、根本的な治療薬もないのだ。」
「予防ににつながる知見(高い教育、適度な運動、糖を取りすぎないことなど)によって進むべき方
 向はうっすらと示される。現状を、平易に解説してくれる一冊だ。」


9784336059727.jpg『記憶が消えるとき――老いとアルツハイマー病の過去、現在、未来』
ジェイ・イングラム/桐谷知未 訳
定価 3,024円(本体価格2,800円)
カナダの著名なサイエンスライターが、「21世紀の疫病」と言われる
アルツハイマー病の歴史をたどり、さまざまな角度からそのメカニズ
ムを調べ、いずれ開発されるはずの治療法を探る。最新情報満載 !


2015/12/07

『サマーブロンド』が雑誌「Meets Regional」1月号で紹介されました。

雑誌「Meets Regional」1月号で『サマーブロンド』が紹介されました。

「あこがれの女の子を追い求める小説、ヤケ気味の元天才少女、行き場を探す高校生......
 アメリカの若者たちを主人公に、孤独とほろ苦さを併せ持つ4編。ポップに軽やかにグラ
 フィックノベルの筆頭が描く。」


9784336059536.jpg『サマーブロンド』
エイドリアン・トミネ/長澤あかね 訳
定価 2,052円(本体価格1,900円)
R・カーヴァーのペシミズム、M・ジュライの孤独感を併せ持つアメリカン・
グラフィック・ノヴェルの旗手による傑作短篇集がついに登場!〈自分の
中で何かが決定的に変わる瞬間〉が訪れるのを待つ人々を描く4つの
青春小説。


2015/12/07

ミステリマガジン1月号で『動きの悪魔』『スウェーデンの騎士』『教皇ヒュアキントス』ほかが紹介されました。

現在発売中のミステリマガジン1月号で『動きの悪魔』『スウェーデンの騎士』『教皇ヒュアキントス』
『ルビッチ・タッチ』「ブラック・マスクの世界」シリーズが紹介されました。


9784336059291.jpg『動きの悪魔』
「幻想文学好きならマストリード」若林踏氏(ライター)
「ジャンルで括れない何とも奇天烈な鉄道幻想には驚かされた」笹川吉晴氏(文芸評論家)
そのほか、「わたしのベスト10」のコーナーで、日下三蔵氏(ミステリ研究家)、
波多野健氏(エドワード・ゴーリー研究家)も名前を挙げて下さっています。


9784336058935.jpg『スウェーデンの騎士』
「王道・ピカレスクな中世騎士物語。手垢のついた主題も、ペルッツの手にかかれば
傑作たり得る。」慶応義塾大学推理小説同好会(大学サークル)




9784336058669.jpg『教皇ヒュアキントス』

「幻想短篇集だが、ミステリファンにも是非読んで頂きたい」北原尚彦(作家/翻訳家)
「内容もさることながら、作品全体に横たわる「レトロ」な雰囲気を忠実に反映した
 見事な訳文に脱帽。」慶応義塾大学推理小説同好会(大学サークル)



9784336059086.jpg『ルビッチ・タッチ』
「この評伝で、映画のエレガンスはここに極まれりという評価を知った」松坂健(ミステリ研究家)





9784336024725.jpg「ブラックマスクの世界」シリーズ
「小鷹信光全解題」の中で「ブラック・マスクの世界」全6巻が紹介。
「ハードボイルド派作家を生みだした伝説のパルプ誌《ブラック・マスク》の全貌が、
未発表短篇を中心に、テーマ別で紹介」
「往時の雑誌誌面そのままの雰囲気を知ることができ、ひとつの見どころである」

2015/12/03

大阪シネ・ヌーヴォにてエルンスト・ルビッチ特集上映〈~12/25(金)〉

ビリー・ワイルダーが師と仰ぎ、フランソワ・トリュフォーがオマージュを捧げ、小津安二郎が影響
を受けた、粋で軽妙洒脱な艶笑喜劇の名匠、エルンスト・ルビッチ。映画史上最も洗練された映
画監督、その魔術的魅力を解き明かす22作品を一挙上映!今なお宝石のごとく輝く数々の傑作
をご堪能あれ!


《エルンスト・ルビッチ レトロスペクティブ》
◆期間:2015年11月28日(土)~12月25日(金)
◆場所:シネ・ヌーヴォ
     〒550-0027 大阪市西区九条1-20-24
      TEL 06-6582-1416
◆料金:一般1,400円/学生1,200円/シニア1,100円/会員1,000円/高校生以下800円
      当日3回券3,600円/シニア3回券3,000円/会員3回券2,700円
◆上映作品:『生きるべきか死ぬべきか』(99分)/『結婚哲学』(85分)/『陽気な巴里っ子』(68分)
         『君とひととき』(78分)/『山の王者』(71分)/『百萬弗貰ったら』(83分)
         『淑女超特急』(83分)/『極楽特急』(82分)/『花嫁人形』(64分)
         『天国は待ってくれる』(112分)/『男になったら』(45分)/『陽気な中尉さん』(89分)
         『青髯八人目の妻』(86分)/『ニノチカ』(110分)/『生活の設計』(90分)
         『牡蠣の王女』(60分)/『山猫リュシュカ』(81分)/『天使』(91分)
         『私の殺した男』(73分)/『真珠の頚飾』(95分)『寵姫ズムルン』(52分)
        『モンテ・カルロ』(90分)/『思ひ出』(103分)

【公式ページ】
http://www.cinenouveau.com/sakuhin/lubitsch/lubitsch.html



9784336059086.jpg『ルビッチ・タッチ』
ハーマン・G・ワインバーグ 著/宮本高晴 訳
定価 4,860円(本体価格4,500円)
映画史上最も洗練された映画監督、スクリューボール・コメディの神様、
エルンスト・ルビッチ。その魔術的魅力を解き明かす古典的名著がつい
に邦訳! 日本版特別寄稿:山田宏一「永遠のエルンスト・ルビッチ」

2015/12/03

「奇想の版画家 谷中安規展」開催〈~2016/3/6(日)〉

奇!鬼!木!(キキキ)の安規、神戸に登場!!
激動の昭和初期、独自の幻想的ヴィジョンを木版に刻み続けた鬼才・谷中安規(1897-1946)。
本展では、長年に渡って安規の研究と収集に情熱を燃やし続けたM氏の珠玉のコレクションを
蔵出し初公開! 兵庫県立美術館館と京都国立近代美術館の収蔵品を加えた約170点を一堂に展
示、比類なき谷中の版画世界を概観します。


「奇想の版画家 谷中安規展 蔵出し!M氏コレクション」
◆会期:2015年11月21日(土)~2016年3月6日(日)
      (前期展示: 1月17日まで 後期展示: 1月19日から)
◆開館時間:10時~午後18時(入場は閉館の30分前まで)
        ※特別展開催中の金・土曜日は夜間開館午後8時まで
◆休館日:月曜日(1月11日は開館)、12月31日(木)、1月1日(金)、1月12日(火)
◆会場:兵庫県立美術館
     〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
     TEL.078-262-0901
◆観覧料:一般510(410)円/大学生:410(330)円/高校生:260(210)円/65歳以上:255(205)円
     中学生以下:無料
     ※同時開催「版画大行進!」展とのセット料金です。
     ※( )は、20名以上の団体割引料金
     ※障がいのある方とその介護の方1名は各観覧料金の半額(65歳以上は除く)

【奇想の版画家 谷中安規展 公式ページ】   
 http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/j_1511/taninaka.html




9784336057938.jpg『谷中安規 モダンとデカダン』
瀬尾典昭/山田俊幸/辺見海 編
定価 4,860円(本体価格4,500円)
大正・昭和のモダン都市東京を放浪し、特異な版画作品を数多く残した
〈風船画伯〉谷中安規の全貌をかつてない規模で集成。新発見の作品も
収録した決定版画集! 内田百閒、佐藤春夫らが愛した奇人版画家の
知られざる姿が蘇る。


2015/12/03

横尾忠則 「幻花幻想幻画譚」展開催〈2015/12/12(土)〜2016/3/27日(日)〉

1974〜75年に新聞連載された瀬戸内晴美(寂聴)による時代小説「幻花」のために、横尾忠則が
描いた挿絵は、ユニークで謎めいた図像と執拗なまでの精緻な線描によって、観る者に鮮烈なイ
ンパクトを与えます。横尾が自らの「イラストレーションの総決算」と述べるとおり、画面一つ一つに

高い緊張感と強度を備えたこれらの挿絵は、横尾の仕事の中でも特筆すべき存在であるといえる

でしょう。
横尾は、室町後期を舞台とするこの小説に対して、ストーリーと関係のない現代的なモチーフや、
作者である瀬戸内自身の肖像を登場させたり、数回にわたって画面をアニメーションのように徐々

に変化させる仕掛けを施したりと、自由な遊び心を随所に散りばめながら、イメージを自在に展開

していきました。時には、瀬戸内の原稿よりも横尾の挿絵の方が先に描かれることもあり、本来、

文章に従属するはずの「挿絵」のあり方を超えたこれらの挿絵は、それ自体が独立した一つの世

界を形作っているといっても過言ではありません。
本展では、横尾のグラフィック・ワークの最高傑作の一つである「幻花」挿絵の貴重な原画全371
点を一堂に展示し、その魅力に迫ります。私たちのイマジネーションを刺激する濃密で幻惑的な世

界を、ぜひご堪能ください。 (横尾忠則現代美術館HPより)

 

「開館3周年記念展 横尾忠則 幻花幻想幻画譚」

◆会期:2015年12月12日(土)〜2016年3月27日(日)
◆開館時間:10時~18時 ※金・土曜日は~20時(入場は閉館の30分前まで)
◆休館日:月曜日(ただし3月21日(月・祝)は開館、3月22日(火)は休館)
     年末年始・メンテナンス休館[12月31日(木)〜1月15日(金)]
◆会場:横尾忠則現代美術館
       〒657-0837 兵庫県神戸市灘区原田通3-8-30
      TEL.078-855-5607(総合案内)

◆観覧料:一般700(560)円/大学生550(440)円/高校生・65歳以上350(280)円
       中学生以下:無料
       ※( )内は20名以上の団体および前売(高校生、65歳以上は前売なし)料金
       ※障がいのある方とその介護の方(1名)は各当日料金の半額(65歳以上除く)

【開館3周年記念展 横尾忠則 幻花幻想幻画譚 告知ページ】
 http://www.ytmoca.jp/exhibitions/2015/09/3.html

 

 

 

***展覧会公式図録***
9784336059765.jpg『幻花幻想幻画譚』
横尾忠則 画/瀬戸内寂聴 原作
定価 4,104円(本体価格3,800円)
1974〜75年にかけて新聞連載された瀬戸内晴美(寂聴)による時代小説

「幻花」のために横尾忠則が描いた挿絵全371点を完全収録した、横尾忠

則のイラストレーションの総決算にしてグラフィック・ワークの最高傑作。

2015/12/03

『絵本古事記 よみがえり』刊行記念 「山本じん─銀筆原画展」

『絵本古事記 よみがえり―イザナギとイザナミ』の刊行を記念して、山本じんさんが本書のために
描きおろした原画27点を全点展示いたします。
是非、繊細にして夢幻の世界をお楽しみください。

《東京》
◆会期:2015年12月5日(土)~12月18日(金)
◆開館時間:平日11:00~19:00/日祝 12:00~18:00 ※13日(日)のみ休廊
◆会場:青木画廊
     〒104-0061東京都中央区銀座3-5-16 島田ビル2F・3F
      TEL.03-3535-6858
     ※現在、青木画廊にてサイン本の予約受付をしております。詳しくは下記よりお問い合わせください。

【山本じん―銀筆原画展 公式ページ】
 http://aokigallery.jp/2011ex/yamamoto2015/


《大阪》
◆会期:2016年1月14日(木)~1月 25日(月)
◆開館時間:13:30~21:00(日祝~20:00) ※水曜定休
◆会場:珈琲舎・書肆アラビク/Luft
     〒530-0016 大阪市北区中崎3-2-14
     06-7500-5519 
    
【同時開催】マルジナリア 山本じん
       日程:2016年1月14日(木)~1月25日(月) ※期間中水曜休
       会場:乙女屋salon
                 〒530-0021 大阪市 北区 浮田2-7-9
                  *山本じんの立体・絵画等の作品を展示・販売いたします


9784336059246.jpg『絵本古事記 よみがえり-イザナギとイザナミ』
寮美千子 文/山本じん 画
定価 2,808円(本体価格2,600円)
泉鏡花文学賞受賞作家・寮美千子と、幻想絵画の第一人者・山本じんの
ふたりが書き下ろし&描き下ろして生まれた、まったく新しい「古事記」へ
の扉を開く、大人のための絵本にして異色の画集。オールカラー愛蔵版。

2015/12/01

『宗教法人の税務と会計入門』の著者上田二郎先生のマルサ時代の仕事が再現ドラマ化!

『宗教法人の税務と会計入門』の著者上田二郎先生のマルサ時代の仕事が再現ドラマ化!


「TBS 世にも不思議なランキング なんで? なんで? なんで? 2時間SP」 12月7日(月)19:00~
放送でマルサの内偵調査を臨場感たっぷりにドラマ化しています。
上田先生は現役時代に今話題の「相場操縦」事件も担当しています。
お寺さんの脱税は......本書を見てのお楽しみです!


上田先生の著書はこちら↓↓
9784336058256.jpg
『税理士の坊さんが書いた 宗教法人の税務と会計入門』

上田二郎 著
定価 2,376円(本体価格2,200円)
ご住職、ご自坊の経理、本当に大丈夫ですか? 収益事業がない寺院の税務と
会計はこれ1冊で十分! 税務の基礎知識や帳簿の作成方法を具体的に記載。
寺院の透明性を高めて宗教法人課税論を一掃する寺院会計の決定版。

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