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『野坂昭如リターンズ4』「一九四五・夏・神戸」が朝日新聞8/2付で紹介されました。

更新日:2015/08/03

朝日新聞8/2付 「思い出す本 忘れない本」のコーナーで
野坂昭如氏がご自身の著作「一九四五・夏・神戸」について紹介されています。
「この年、十五歳になる征夫の、軍事下の日々。神戸の新開住宅地に住む平凡な サラリーマン一家にも、
 重苦しく覆いかぶさってくるのは、空襲のニュース。」
「神戸に激しい空襲があったのが、六月五日。この日、征夫たちが住んでいた地区は消滅。(中略)これが
 一九四五年の少年たちです。」


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『一九四五・夏・神戸』
〈野坂昭如リターンズ 4〉
野坂昭如 著
定価 3,240円(本体価格3,000円)
みずからの体験を基に、空襲によって灰燼に帰するまでの神戸を、
少年の視点から描いた著者の代表的長篇に加筆修正した決定版。
敗戦後の東京を綴ったエッセイ集を併録。



「野坂昭如リターンズ」
「野坂昭如コレクション」につづく、著者の代表的長篇・エッセイを集成した選集。語り=騙りの中に
人間の悲喜こもごもが描き出される、いまこそ正面から読まれるべき早すぎた傑作たち。

「野坂昭如コレクション」
1960~70年代の若者を熱狂させ、三島、澁澤、吉行らに絶讃された初期中短篇から、著者自身
が約60篇を選んだ作品集。人間の生=性と死を捨て身の語りで彫琢した傑作の数々がいま甦る。
全巻解題=大月隆寛

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