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2015年3月情報一覧です。

2015/03/23

『モード・ゴン』が日経新聞3/22付で紹介されました。

日経新聞2/22付で『モード・ゴン』が、著者である杉山寿美子氏への取材とともに紹介されています。
「フランス人との恋と出産、反英ヒーローとの結婚と失敗。投獄。波乱に満ちた生涯と、全編を貫いて

 語られる詩人との不思議な共闘・友情関係が、英国対アイルランドの歴史を背景に語られる。」
「毎年ひと月以上英国に渡り、膨大な量の文献資料を渉猟、近年見つかった書簡なども基に「英語

 圏で出されているどの伝記よりも正確なものになった」と自負する。」

 

9784336058867.jpg『モード・ゴン 一八六六―一九五三
 ―アイルランドのジャンヌ・ダルク―』
杉山寿美子 著
定価 4,104円(本体価格3,800円)
ヴィクトリア朝最高の美女と讃えられ、イェイツのミューズでもあった
アイルランドの革命家モード・ゴン。彼女の知られざる波瀾万丈な生涯
を、生い立ちから最晩年に至るまで様々な側面から辿った傑作評伝。
図版多数収録。

2015/03/18

「シネマブックの秘かな愉しみ」展覧会 開催(4/14~8/2)

120年になろうとする映画の歴史―その誕生の瞬間から、書物は映画とともにありました。映画はそれまでの

諸芸術やテクノロジーを貪欲に吸収し、あらゆる人々に開かれた大衆性を持ったことで、20世紀以降の文化を

リードするとともに数えきれないほどの言葉と書物を生み出しました。《映画》と《映画の本》は、離れられない運

命的な仲といえるでしょう。

 国内最大の映画専門図書室を擁するフィルムセンターは、この度こうした映画の書物をめぐる展覧会を開催

いたします。映画史を知るための基本文献、明治・大正期の貴重書や無声映画時代の"映画文庫"、豪華な大

型本・愛らしい豆本、こども向けの本や優れたデザインの書籍、映画という職業をめぐる本まで、映画史と寄り

添って脈々と生み出され、さまざまな魅力を放つ日本の映画書を一堂に集めて展示し、併せて、映画の本を収

集している日本各地の映画図書館をご紹介します。
 多彩なゲストを迎えた連続講座も交えて、書物という切り口から、映画という豊饒な知の体系に触れられる絶

好の機会となるでしょう。(東京国立近代美術館フィルムセンター HPより)

小社刊行『憂魂、高倉健』の展示や、担当編集のトークイベントも開催の予定です。

是非、お運びください!

 

「シネマブックの秘かな愉しみ」展覧会 開催(4/14~8/2)
◆会場:東京国立近代美術館フィルムセンター 展示室(企画展)
     〒104-0031 東京都中央区京橋 3-7-6
     TEL03-5777-8600(ハローダイヤル)
     ・東京メトロ銀座線京橋駅下車、出口1から昭和通り方向へ徒歩1分
     ・都営地下鉄浅草線宝町駅下車、出口A4から中央通り方向へ徒歩1分
     ・東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅下車、出口7より徒歩5分
     ・JR東京駅下車、八重洲南口より徒歩10分 
      http://www.momat.go.jp/FC/information-map.html
◆会期:2015年4月14日(火)~8月2日(日)
     *月曜日および5月26日(火)から28日(木)は休室です。
◆開室時間:11:00am-6:30pm (入室は6:00pmまで)
◆休室日:月曜日

◆観覧料:一般210円(100円)/大学生・シニア70円(40円)/高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は

       原則1名まで)、MOMATパスポートをお持ちの方、キャンパスメンバーズは無料

 

《イベント情報》
「シネマブック連続講座  映画書の過去・現在・未来を知る!」
※申込不要、参加無料(展示室内で開催のトークは、観覧券が必要です)。
※当日の企画上映チケットの半券をご提示いただくと、割引が適用されます。
※詳細は後日ホームページなどでお知らせいたします。

「若手映画書編集者対談」
日程:2015年4月18日(土)
講師:樽本周馬(国書刊行会)×佐野亨(編集者・ライター)

 

「映画古書の深淵へ」
日程:2015年5月16日(土)
講師:中山信行(稲垣書店店主)×高崎俊夫(書籍編集者・映画批評家)

 

「映画書のデザインをめぐって」
日程:2015年6月13日(土)
講師:鈴木一誌(ブックデザイナー)

 

「日本映画史の稀覯書をめぐって―出品文献解説」
日程:2015年7月11日(土)
講師:本地陽彦(日本映画史・日本映画文献史研究家)

 

「映画本渡世―編集者人生45年」
日程:2015年8月1日(土)
講師:山根貞男(映画評論家)

 

【展覧会詳細ページ】

http://www.momat.go.jp/FC/filmbooks/index.html

2015/03/16

『谷中安規 モダンとデカダン』が毎日新聞3/15付で紹介されました。

毎日新聞3/15付で『谷中安規 モダンとデカダン』が取り上げられました。

「包装紙のような材質の紙を折り畳んで本を覆い、書店員がつけたものかと錯覚する。
広げると1枚のポスターとして、谷中の作品を楽しめる工夫がある。



9784336057938.jpg『谷中安規 モダンとデカダン』
瀬尾典昭/山田俊幸/辺見海 編
定価 4,860円(本体価格4,500円)
大正・昭和のモダン都市東京を放浪し、特異な版画作品を
数多く残した〈風船画伯〉谷中安規の全貌をかつてない規
模で集成。新発見の作品も収録した決定版画集! 内田百閒、
佐藤春夫らが愛した奇人版画家の知られざる姿が蘇る。

2015/03/16

『絵画で見る満洲事変と日中戦争』が朝日新聞3/15付で紹介されました。

朝日新聞3/15付で『絵画で見る満洲事変と日中戦争 軍人画家武藤夜舟戦争画集』が取り上げられました。

 

情報フォルダーのコーナーで「現役軍人として従軍、日本画で戦争を表現した武藤(1892~1974)による

「満州事変絵巻」や日中戦争を描いた作品、絵はがきなどをおさめている。」と紹介されています。

 

 

 

9784336058263.jpg『絵画に見る満洲事変と日中戦争
 軍人画家武藤夜舟戦争画集』
高橋勝浩 編
定価 19,440円(本体価格18,000円)
戦前に美術界の寵児として活躍した軍人画家・武藤夜舟。

満洲事変に従軍し、戦闘の様子を描写、のちに昭和天皇

に献上された、満洲事変を描いた絵画の総決算とも言うべ

き『満洲事変絵巻』などの戦争画を、オールカラーで集大成。

2015/03/13

『二楽荘史談』図書新聞3/13付で紹介されました。

 図書新聞3/13付で『二楽荘史談』が取り上げられました。

評者は広島大学大学院准教授の白須淨眞氏。

「二楽荘の実に綿密であまりにも実証的な復元は、本書の高評されるべき成果であり、その努力に敬意を
 表したい。」
「あまたある近代日本の私邸のなかでこの二楽荘が注目されるのは、明治政府と競うかのように近代化を
 達成した西本願寺教団その門主の私邸であったことだけが理由ではない。世界的視野を持つ多くの人材
 を自ら育成し、海外開教・布教活動、大谷探検隊と通称されるアジア広域調査活動までも展開した光瑞
 の世界観がそこに凝縮されているからだろう。」
「いまだに毀誉褒貶のなかにある光瑞を、近代史上の光瑞へと転化せよ、より鮮明な光瑞の歴史的実像に
 迫れと、痛く研究意欲をくすぐる一書であった。」



9784336058300.jpg『二楽荘史談』
和田秀寿 編著/片山章雄・掬月誓成 著
定価 3,888円(本体価格3,600円)
大谷光瑞が六甲山中に築いた別邸二楽荘。各国様式を模した部屋、
探検隊将来品の展示、園芸や気象観測、不審火による炎上......。
当時の新聞や資料を渉猟しながら「本邦無二の珍建築」(伊東忠太)
と称された二楽荘の謎を追う!

2015/03/05

『教皇ヒュアキントス ヴァーノン・リー幻想小説集』刊行記念 豆本プレゼントキャンペーン ※終了いたしました

『教皇ヒュアキントス ヴァーノン・リー幻想小説集』刊行記念
twitterで豆本『てのひらヒュアキントス』 プレゼントキャンペーン

『教皇ヒュアキントス』の刊行を記念して、
訳者・中野善夫さんによる手製の豆本『てのひらヒュアキントス』を、
抽選で20名様(予定)にプレゼント致します。
ご希望の方は『教皇ヒュアキントス』収録作の中から気に入った3作品を選び、

twitter上でハッシュタグ「#Jacynth3」をつけてツイートしてください。
 
※キャンペーンは終了いたしました。
 たくさんのご応募ありがとうございました。

Jacynth_1474.JPG









豆本、できあがりました!



[キャンペーン応募期間]
2015年2月24日~2015年3月31日

当選者には追って当選のご連絡とプレゼント発送に関するご案内をいたします。



9784336058669.jpg
『教皇ヒュアキントス  ヴァーノン・リー幻想小説集』

ヴァーノン・リー/中野善夫 訳
定価 4,968円(本体価格4,600円)
伝説的な幻の女性作家ヴァーノン・リー、本邦初の決定版
作品集。女神、聖人、ギリシャ、ラテン、亡霊、宿命の女、
カストラート......彼方へと誘う魅惑の14篇。いにしえへの
ノスタルジアを醸す甘美なる蠱惑的幻想小説集。

2015/03/04

第49回 吉川英治文化賞受賞 『新・国史大年表』編纂 日置英剛氏

第49回 吉川英治文化賞を日置英剛氏が受賞いたしました。
半世紀にわたり『新・国史大年表』(小社刊行中)の執筆、編纂を続けたことによる受賞となります。

 

吉川英治文化賞とは......
財団法人・吉川英治国民文化振興会が主催し、講談社が後援する文化賞で、
日本の文化活動に著しく貢献した人物・並びにグループに対して贈呈される賞です。
選考委員 : 阿川佐和子・出久根達郎・堀田 力・柳田邦男・吉川英明(敬称略)


講談社 第49回吉川英治賞ページ
http://www.kodansha.co.jp/about/nextgeneration/award/25036.html

 


『新・国史大年表』全9巻・別巻1

日置英剛 編

定価 各21,600円(本体価格 各20,000円)

9巻のみ〉定価 27,000円(本体価格25,000円)

新・国史大年表従来の年表の概念を超えた圧倒的記述と情報量。政治経済はもとより、
社会・文化のあらゆる分野を網羅した、全く新しいたて組の日本史年表。「このような
トータルな年表は出版史上初というべく、さらには日置氏のような年表づくり一筋に
半生を捧げた専門家にのみ、はじめて可能な業績といえる」(紀田順一郎)ルビや語
句の説明豊富。各巻末には充実した事項・人名索引(各7000項目)付。

2015/03/02

『絵画に見る満洲事変と日中戦争』が読売新聞3/1付で紹介されました。

読売新聞3/1付で『絵画に見る満洲事変と日中戦争』が取り上げられました。

評者は批評家で立教大学教授のの前田英樹氏。
「絵には底知れない静けさがあり、詩情と言っていいいものが満ちている。」
「夜舟の徹底した日本画は、先頭の最前線に流れ続ける時間を感じさせる。
 ここには、戦意高揚とはむしろ正反対の何か──恒久なものへの祈りが表されている。」



9784336058263.jpg『絵画に見る満洲事変と日中戦争
 軍人画家武藤夜舟戦争画集』

高橋勝浩 編
定価 19,440円(本体価格18,000円)
戦前に美術界の寵児として活躍した軍人画家・武藤夜舟。満洲事変に従軍し、戦闘の
様子を描写、のちに昭和天皇に献上された、満洲事変を描いた絵画の総決算とも言う
べき『満洲事変絵巻』などの戦争画を、オールカラーで集大成。

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