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〈カイロ三部作〉が第48回 2012年度「日本翻訳出版文化賞」受賞!

更新日:2012/10/15

〈カイロ三部作〉(全3巻 塙治夫訳)が第48回 2012年度「日本翻訳出版文化賞」(NPO法人日本翻訳家協会)を受賞いたしました。


NPO法人日本翻訳家協会 HP





ナギーブ・マフフーズ 著
塙治夫 訳
ノーベル文学賞作家ナギーフ・マフフーズの代表作。 舞台は世界遺産に登録されたカイロ旧市街。 中産階級の商人・アフマドの一家三代の大河小説。 個性的な人間群像と彼らの運命を生き生きと描く。


第1巻             第2巻            第3巻
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張り出し窓の街           欲望の裏通り                夜明け
定価 5,250円           定価 5,040円                定価 4,725円
(本体価格5,000円)      (本体価格4,800円)          (本体価格4,500円)





【プロフィール】
ナギーブ・マフフーズ(1911年12月11日―2006年8月30日)
マフフーズはエジプトの文豪、1988年にアラブ人の作家として初めてノーベル文学賞の栄冠に輝く。カイロ旧市街に下級官吏の末子として生まれ、長じてカイロ大学哲学科に入学、卒業後官吏と作家の二足の草鞋を履いたが、定年後文学活動に専念し、94歳の高齢で世を去るまで、35冊の長編、19冊の短編集などを発表。その中で特に彼の文名を高めたのが、56、57年に発表された大河小説『カイロ三部作』で、一連の社会的リアリズム小説を完成させた大作。

塙 治夫(はなわ はるお、1931年 - )
外務省外交官を長く努め、現在はアラブ文学翻訳家。
茨城県生まれ。1952年外務省に勤務し、カイロでアラビアを学び、外交官としてアラブ諸国に赴任した。外交官時代にエジプトのノーベル文学賞作家ナギーブ・マフフーズ氏と知り合い、日本での翻訳を託された。退官後はアラブ文学を広めるため翻訳家として活動し、現在に至る。
 マフフーズ作品の主な訳本は、短編「狂気の独白」、長編「バイナル・カスライン」、短編「ナギーブ・マフフーズ短編集」、長編「シェヘラザードの憂愁」、長編「泥棒と犬」ほか。
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