| 釘食い男 |
アルベール・コーエン 紋田廣子訳
四六版・上製カバー・392ページ
定価:本体3570円
ISBN978-4-336-05179-0 |
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アカデミー・フランセーズ小説大賞受賞作『選ばれた女』へつながる作品、待望の邦訳!
イオニア海に浮かぶギリシアの島ケファリニアの住人、口達者で人騒がせ、天真爛漫にして情熱家ぞろいのユダヤ人男五人組のもとに、ある日、一通の暗号文が届く。この時から途方もなく滑稽などたばた冒険が始まる。
ナチスによるユダヤ人迫害が始まった頃に発表された本書は、強靱なユーモアによって絶望に対抗しようとするものであり、猥雑にして野放図な描写はフランソワ・ラブレーの『ガルガンチュアとパンタグリュエル』にも比される。
著者アルベール・コーエンは39年、大戦勃発とともにロンドンに逃れ、各国の亡命政府とナチスから逃れてきたユダヤ人の間に協力関係を作り上げるのに重要な役割を果たす。彼によってつくられたユダヤ人救済のための旅行資格証明書は「コーエン・パスポート」と呼ばれる。発売中 |